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園の生い立ち

岸野保育園を設立された木内いく先生や園の生い立ちをご紹介します。

岸野保育園の生い立ち

創立者 木内いく先生  岸野保育園は、第二次世界大戦後の混乱も治まらない昭和26年4月、開設されました。
 その頃の大人の生活は、生きる事で精一杯、子どもの教育などは二の次で、野放し状態でした。このような子ども達に何とか楽しい夢を与えてあげたいという木内いくの止むにやまれない気持から200年経った自宅を改築し、定員45人、保母(当時の呼称)3人から発足しました。

 以来今年で65年目を迎え、その間10年目20年目と改築を重ね、昭和56年に現在の建物となりました。発足当時は戦後の貧しい生活の中で、お風呂にも入れない子ども達の為に、お風呂場を作っていれたり、仕事の都合で帰りの遅くなる母親のために今でいう長時間保育、母親の様々な事情での未満児保育、今では当たり前になっていることも、当時はその制度も無く、無料で預かっていました。

 地区の集会場として日曜日は保育園を開放し、結婚式などに貸し出し、地域の方々にも喜ばれました。
 木内いくは、昭和45年に佐久市の保育士の結束と資質向上のために、佐久市保育協会を作り、初代会長として10年間つとめ、佐久市保育協会の基礎を築きました。現在も佐久市の保育協会は公私立一つの協会として活躍をしております。
 また、県保育園連盟副会長として、長野県の保育の歩みの編纂などにもたづさわりました。

 夫の木内芉が昭和60年に勲五等端寳章を受章、続いて62年に木内いくも同じ勲五等端寳章を受章、夫婦揃って同じ賞をいただくこともめずらしいと思います。
 平成5年木内芉が亡くなり平成10年に木内いくは89才の生涯を閉じました。その生涯ほとんどを地域の子ども達の幸せを追求し、自身も幸せな一生だったと思います。
 残された私達も、創立者の意志を変えることなく受けつぎたいと思っています。

社会福祉法人双緑会 岸野保育園 理事長 三浦 大助